田子町の自然・景勝地

田子の森の守護神「みろくの滝」
みろくの滝
 新緑のみろくの滝

●ピクニックコースとしても最適

 ブナの原生林に囲まれる瑞々しい緑のトンネルを抜けると、立ちふさがる巨大な岩が目の前に現れます。新緑の春、黄金色の秋と色とりどりの四季に見守られながら、清水は巨岩の面を洗うように流れます。
 冬の「みろくの滝」はまさに水墨画の世界です。
 高さ約30m、幅約20mの巨大な岩肌を繊細な水の流れる姿が、素麺(そうめん)に似ていることから、地元では別名「ソーメンの滝」とも呼ばれています。



「みろくの滝」伝説
 室町時代の初期、一人の修行者がこの地にやってきた。彼は中岳坊(ちゅうがくぼう)と呼ばれていた。
 その頃、人々は毎年の凶作に苦しんでおり、中岳坊は一心に弥勒菩薩の出現を念じ、人々には信仰を説いて歩いた。これが通じたか、大滝がかかり、この水は下流の田をうるおした。これが叶った時、中岳坊は座したまま入寂していた。
 これにより、いつしか村人は、この滝を「みろくの滝」と呼ぶようになった。

★みろくの滝の位置
     田子町中心街から国道104号線を秋田(大館)方面へ車で20分(トイレ完備)
 

北東北三県にまたがる霊峰「四角岳」
四角岳
 四角岳の高層湿原

 町の南端、青森・秋田・岩手の三県にまたがる「四角岳」では登山が楽しめます。
 山頂にはほぼ平坦な高層湿原があり、五月初めには水芭蕉、シャクナゲ、ミズゴケなどが目を楽しませてくれます。
 六月下旬にはニッコウキスゲ、ウラジロヨウラクが一斉に咲き乱れ、短い夏を謳歌します。
 春のタケノコ(六月)秋のキノコ時期には多くの入山者が訪れます。




※「高層湿原」
 寒冷地や高山の湖沼の岸辺に土砂が流入し、これに枯れた植物が混じって湖沼の岸辺は隆化していく。
 冷涼な気候のため植物の遺体は完全に分解せず腐植質となって堆積し下の方から泥炭となり、不当水性の層を作っていく。
 そこに冷涼を好むミズゴケ類が生育し大きな群生を作る。ミズゴケも堆積し中央が盛り上がった湿原になる。
 この湿原の水は地下水ではなく、雨水や雪解け水から供給されている。
 
★四角岳の位置
     田子町役場から登山道入口まで 約24km → 登山道入口から山頂まで 約3.5km

    四角岳リーフレット(pdf/302kb)